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オウンドメディアとは?アーンドメディアとの違いを学ぼう!

最近では国外問わず多くの企業が、オウンドメディアやアーンドメディアを用いてマーケティングを行っています。そのため、これからオウンドメディアやアーンドメディアを作りたいと考えている方も多いことでしょう。しかし、正しい知識を身に付けず行動してしまっては、間違いなくマーケティングに成功しません。そこで今回は、オウンドメディアとは何なのか、その作り方やアーンドメディアとの違いについて解説していきます。本記事を参考に、オウンドメディア・アーンドメディアマーケティングを行うための正しい知識を身に付けましょう。

オウンドメディアとは?

オウンドメディアとは、自社が発行している広報誌やカタログ、ホームページやブログなどを用いて、ユーザーに役立つ情報を発信するマーケティング形態の1つです。ある程度限定したユーザーに向けてアプローチできるため、企業からすると効率良く集客のできる方法といえるでしょう。また、自社のブランディングにも効果的で、ユーザーから「〇〇に関する情報ならこの会社」という高い評価を得やすいです。

オウンドメディアの作り方を学ぼう!

オウンドメディアがどのようなものか分かったところで、気になるのがその作成方法ですよね。ここからは、オウンドメディアの作り方について解説していきます。オウンドメディアを作る具体的な流れは「コンテンツ戦略を立てて目的を明確にする」「サイト名を決める」「ドメイン名を決める」「オウンドメディアを構築する」といった順に作成することが多いです。1つずつ詳しく見ていきましょう。

コンテンツ戦略を立てて目的を明確にする

まずは、コンテンツ戦略を立てましょう。具体的には「何のために行うのか」「いつまでにどれぐらいの結果を出すのか」といった明確な目標を設定します。また、ターゲットとするユーザー、つまりペルソナを明確に設定し、そこから「どのようなコンテンツを発信していくのか」という計画を立てていきます。

サイト名を決める

次に、作成するオウンドメディアの名前を決めましょう。サイト名を決める際は、これから発信するコンテンツとマッチしており、なおかつユーザーの印象に残りやすいものを意識します。そうすることで、ユーザーの再訪問率が高くなるでしょう。

ドメイン名を決める

オウンドメディアの名前が決まったら、次にドメイン名を決めていきます。しかし、ここで悩むのが専用ドメインを新規取得するか既存のサービスサイト等の下層で運用するかということです。専用ドメインを取得すれば、メディアの中立性を保てるメリットが得られます。ほかにも、デザイン設計の自由度が高い点も大きなメリットといえるでしょう。しかし、新規ドメインと同じ扱いになるため、初期段階でのSEO効果が弱く、検索流入がしばらく増えにくいというデメリットもあります。このデメリットを回避したいなら、別のドメインを取得するのではなく、既存のサイトにオウンドメディア用のサブディレクトリを設立して、そこにコンテンツを載せるのがおすすめです。メディアの中立性やデザインの自由は小さくなりますが、既存ドメインの持つSEO効果を十分に発揮できるでしょう。

オウンドメディアを構築する

最後に、いよいよオウンドメディアを構築していきます。オウンドメディアを構築するには、多くの場合はWEB制作会社に依頼をして、専用メディアの構築をしてもらわないといけません。ただし、自社にエンジニアもしくはSEO・WEBデザイン知識を持つスタッフがいるなら、自分でオウンドメディアを設計できるWordpress(ワードプレス)を用いて構築するのも良いでしょう。Wordpressはテンプレートが非常に充実しており、プラグイン(拡張機能)を使えば、オウンドメディアの独自性を十分に実現することができます。

オウンドメディアはアーンドメディアと何が違う?

最後に、オウンドメディアとアーンドメディアの違いについて解説していきます。一見すると似たような印象を受ける2つですが、実はそれぞれの持つ意味はまったく違います。まず、オウンドメディアとは先述した通り、ブログやWEBサイトなど企業が発信する自社メディアのこと。商品やサービス、企業に関するコンテンツを企業自ら発信し、販促だけでなくブランディングにも効果的なコンテンツマーケティング手法となっています。一方でアーンドメディアとは、第三者が起点となって情報を取り上げ発信するメディアのことを指します。インフルエンサーや有名なブロガー、報道など外部を通して、企業の信頼を獲得していきます。ただし、企業が自ら発信するオウンドメディアとは違って、企業が情報を上手くコントロールできない可能性もあることには注意が必要です。結論として、オウンドメディアは企業側に発信の自由があり、マーケティングも自社で行うものであり、アーンドメディアは企業側に自由が少なく、マーケティングや集客がある程度自動化されるものとなっています。

まとめ

コンテンツマーケティングを効果的に行うなら、オウンドメディアやアーンドメディアはとてもおすすめです。それぞれが持つ特徴の違いをしっかり把握して、状況に応じて使い分けると良いでしょう。本記事が、あなたのお役に立つことができれば幸いです。