最近では、ポップアップ広告を導入しているECサイトが増加傾向にあります。ポップアップ広告の使い方はとても幅広く、コンバージョン率や売り上げ増加に繋がることもあれば、間違った使い方をするとユーザーの利便性や満足度を低下させてしまうことも。そこで今回は、ポップアップ広告とは一体何なのかを解説していきます。本記事を参考に、正しいポップアップ広告の使い方を学びましょう!
ポップアップ広告とは?
皆さんは、ポップアップ広告とは何かご存じでしょうか。ポップアップ広告とは、WEBブラウザ画面上に自動で別のウィンドウを立ち上げる、「ポップアップ」を利用した広告のこと。ポップアップされた広告は、ポップアップ中でもほかのウィンドウを開くことが可能です。そのため、ウィンドウ内で指定された操作を行うか、キャンセル操作しないとほかの画面に移れない「モーダルウィンドウ」とは少し違います。また、ポップアップ広告にはさまざまな種類があるため、ここからはその種類について解説していきます。具体的には、「WEB接客ツール」、「チャットサービス」、「マガジン購読フォーム」、「オーバレイ広告」の4つが挙げられます。それでは1つずつ解説していきます。
WEB接客ツール
「WEB接客ツール」を導入すれば、「会員登録で今ならポイント5倍!」や「豪華ギフトキャンペーン実施中!」などキャンペーンにユーザーを誘導する広告や、指定期間や時間内で商品を安く販売するタイムーセールのような広告を表示させられます。また、ユーザーの訪問パターンや滞在時間に応じたメッセージを任意に表示させられるため、広告の種類もかなり幅広いといえるでしょう。
チャットサービス
「チャットサービス」とは「WEB接客ツール」の1種であり、画面上にチャット画面をポップアップさせることができます。担当者がリアルタイムでユーザーとやりとりを交わしたり、AIによる自動接客機能など、顧客対応の幅広さが特徴のポップアップ広告となっています。
マガジン購読フォーム
WEBマガジンサイトなどをよく閲覧する方なら、一度は見たことがあるはずの「マガジン購読フォーム」。文字通りサイト記事の購入を催促するフォームのことで、こちらもポップアップ広告の1種となっています。これらはユーザーが許可することで表示させることができ、マガジン内で記事が更新された際に通知が届くシステムとなっています。
オーバレイ広告
「オーバレイ広告」とは、ページ読み込みの際に表示されるポップアップ広告のことです。スマホなどのモバイルに使用されることが多く、画面全体に表示されるものやページ上の一部に表示されるものなどがあります。しかし、ページを遮るような形で広告が表示されるため、コンテンツ閲覧の妨げになりユーザビリティが低下する可能性がある点に注意が必要となります。
SEO対策を考慮したポップアップ広告
ポップアップ広告は「画面全体を覆う」、「閉じないとメインコンテンツの操作ができない」といった著しくユーザビリティの妨げになる使い方をするとSEO面でマイナス効果を及ぼす可能性があるため注意が必要です。翻せば画面の一部にポップアップを配置したり、ブラウザバック時にポップアップで訴求するといった使い方であればメインコンテンツの回遊の阻害とはならないため、SEO対策を考慮した効果的な運用ができると言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ポップアップ広告は、コンバージョン率や売り上げの増加に大いに役立つツールです。しかし、ユーザーのストレスになる運用方法をしてしまうと、SEO面でマイナスになる可能性もあります。そのため、本記事を参考にしながら正しくポップアップ広告を運用し、効果的に集客をできるようにしましょう!